女性にとって、出会い系サイト(=マッチングアプリ)は、異性と出会うのが非常に簡単です。年齢が若ければ、いいね!が殺到しますし、年齢が若くなかったとしても、簡単に若い男と会うことができます。それほど、世の中の男は「女に飢えている」と言えるでしょう。
女性として見られる快感
出会い系サイトでは、男性・女性という性を強く意識した空間になります。本気の恋愛を求めている男性は少数で、真面目なふりをした「やりもく」がほとんどです。女性の側も、それを分かっているのですが、出会い系サイトはやりたがり男子とチヤホヤされたい女子がマッチする場所になっています。
女子がネット上で異常にモテて勘違い
現実でほとんどモテない「難あり女性」であったとしても、男性がほとんどのインターネット上では、(性のやり取りを男が求めるので)異常にモテる状態になります。そうすると、自分に自信がついて「自分がモテる」と勘違いするのですが、実際に現実社会で「同年代の男性に相手にされない」という現実もあります。
出会い系サイトでは、それほど可愛い訳でもない女性が「超可愛い女性なみ」に毎日のように数百いいね!を貰って「自分はモテる」と勘違いすることができるのです。それが女性自身の自信になるという点ではいいのですが、問題は「現実の恋愛がつまらなく見える」という点です。
出会い系サイトで即ブロック
出会い系サイトで出会った人は、自分に気に入らないことがあれば、すぐにブロックして人間関係を遮断しようとします。それは、友達を作るために重要である「周囲の人間関係」というものが抜け落ちてしまっているからです。
目の前にいるのは「人」であることを忘れたかのように、男性・女性ともに「商品のように乱暴に扱ってしまう」ようなことをするならば、自分を大切にできないし、相手を大切にしていることにもならないでしょう。つまり、「求めるようないい人」は見つかるはずもないのです。
出会い系サイトというのは、まるでビジネスであるかのように「自分にとって価値がある人」「自分にとって価値がない人」で判断して人間関係を決めます。それは、人間関係を本当につまらないものにしてしまいます。友人関係というのは、自分のメリットだけを考えて付き合うものではない(=お互いに支えあうもの)だからです。
女性の求めるいい男がいない
女性が求めている「いい男」というのは、多くの場合に「競争力が高い男性」ということになります。そのように競争力が高い男性をゲットするためには、女性自身に何か高い競争力が求められることになります。年齢が若い、容姿がいい、インテリ女性であるなど・・・女性自身に競争力がないと、良い男性をゲットできません。
さらに「いい男」の定義も時代とともに変化しており、現代の男性には収入が高い以上に「一緒にいて楽しい」という面白さであったり、「不快ではない」という快適さが求められるようになってきています。
人間の生き方が多様化している時代
人間の生き方が多様化している時代においては、条件のみで人を判断することが難しくなってきているのです。例えば、YouTuberで年収1000万円の人は、女性の条件分布から見ると「フリーランスで不安定な人」に分類されてしまうかもしれません。女性の側がそのような「多様性」を理解できない場合、
今の10代~20代では、より多様性が重視される行き方になってきているので、そのような生き方に対処できる男性が「モテる男性」となっていくでしょう。恋愛の相手を尊重する姿勢というのは、相手を自分の理想に当てはめるのではなくて、「相手の長所を最大限に伸ばす」ということが大事になります。
世の中を知らない無知な女性
世の中を知らない無知な女性というのは、「自分自身が素敵と思う男性」を定義できず、「世の中の女性が素敵と思う男性」に流されてしまいがちです。自分の周辺にいる男性に「素敵な男性との出会いがない」ということは、自分の実力不足である可能性が高いです。
人間というのは、自分が知らないことについて検索することはできない、もしくは自分が関心をもっていない事項について検索できないのです。いくらアルゴリズムが発達しても、本人が興味を持っていないことに対して、本人が興味・関心を持たなければ、あらゆる縁を引き寄せることはできないのです。
自分自身の思考の範囲が狭い状況では、その「運命の人」が目の前に来たとしても、それを無視してしまう可能性があるのです。そうした「損失」は、世の中で沢山起こっていることです。人間1人1人が持つ資源は限られているので、取捨選択することは仕方ないことですが、それが縁を逃すことにも繋がるのです。
自分の魅力を磨くこと
自分の魅力を磨くと、そこに集まる人というのは、魅力的な人が増えていきます。多くの人が集まる場所というのは、