大人になると、意識して新しい経験をしない限りは、普通の日常になって成長することができません。毎日、毎日お金のために仕事をして、それがルーティンのようになってしまうと、自分自身が全く成長せずに人生を終えることになってしまいます。
自分自身が本当に強い意識を持って「成長したい」と思わなければ、成長はできません。平日に仕事をして、週末にダラダラと過ごす人生では、そのような人生で普通に終わってしまいます。
大人になってから成長は大変
大人になると、自分自身で強い成長意識がないと、どんどん成長していく事が出来ません。新しい場所に行って、新しいことを学ぼうとして意欲的にならなければ、人間というのは成長しないのです。そして、成長しないということは、ものを知らずに生きていくという事でもあります。
日本経済は低迷して、自分が何もしなければ、20年も、30年も変わらない生活になってきています。しかし、世界中を見ると成長が加速しており、日本だけ、そして自分だけが取り残された状況になっているのです。そして、成長しようと思わなければ、その事実にも気が付くことができません。
人間と交流して成長していく
人は、誰かと交流することで成長することができます。1人で成長しようとしても、それは限界があるのです。1人でインターネットに向かって「勉強した気分」になったとしても、実際に自分が新しい分野に興味・関心を持つことはほとんどないでしょう。誰かの情報を見て、その情報の殻の中に入り込んでいるだけになってしまいます。
例えば、アメリカ人が昼にサンドイッチを食べるというのは、「当たり前」なのですが、アメリカに行った事がない日本人で知らない人も多いことでしょう。そのように、自分が経験したことがない、交流したことがない文化では、自分の思い込みだけで判断してしまうのです。そうすると、自分の好みが、自分が知っている非常に狭い範囲に偏ることになります。
お金のための仕事ではない
お金のために仕事をしているということでは、全く成長することができません。お金のためではなくて、自分自身が成長するために物事に取り組まないと、自分自身は成長することができないのです。そして、大人になって成長できなければ、周囲との差が広がっていくことになります。
次々と新しいことを試していく
新しい環境に出向いて、新しいお店に行き、新しい人と交流する、それを繰り返すことで、人間は経験して成長していけるのでしょう。新しいことにチャレンジした人は、周囲の人と差がどんどん広がっていくことになります。何かチョイスする時にも、そのチョイスが違ってくることになります。
大人になったら、環境を大きく変化させなければ、人間は大きく成長できません。大人になれば、職場、住環境などが完全に固定されて、新しい経験を増やす機会が失われるので、成長の機会が限定的になってしまうのです。それを打破するには、新しい業界に転職したりする必要があるでしょう。
チャレンジしないと成長もしない
自分自身でどんどん新しいことにチャレンジしていかなければ、成長することはありません。簡単にできることではなくて、困難を伴う事に「時間をかけて」チャレンジしていく必要があります。新しいことにチャレンジしないと、自分自身の世界はどんどん狭くなってしまうのです。
全くチャレンジをしないままに、年齢ばかりを重ねてしまった場合には、20歳と同じような感じで40代ということもあり得ます。
成長しない人と距離をとるべき
成長に対して意欲的ではない人とは、距離をとった方が良いでしょう。お互いに高め合える人と一緒にいることが大切になります。自分が一緒にいる人は、なるべく「向上心がある人」の方が良いでしょう。一緒に成長できる人であれば、お互いに良い関係を保つことができるでしょう。