やりがい搾取になりかねない
日本では、時給850円で店長を任されるようなお店も出てきています。しかし、実際に「他店で1500円の価値がある仕事」を850円で引き受けてしまうと、働くだけ損をしてしまうような状況が生まれてしまいます。その損失は、長期間になっていくと数十万、数百万円になることもあります。
数十万、数百万円を稼ぐのは大変ですから、「やりがい搾取」された状況を長期にわたって続けるのは難しいということになります。ボランティア労働で「やりがい」を感じたとしても、それには限界があるということです。
飲食店のアルバイトで学ぶ
飲食店のアルバイトをするのであれば、出来るだけ星が付いたレストランで学ぶのが良いでしょう。ファミレスでアルバイトしても、上級の接客などを身に着けることは難しいからです。何故なら、上級の接客になるほど、覚える事も増えてくるからです。その1つが例えば「グラスの種類」になります。
大人の基礎を学ばないで大人になるといことは、あらゆる面で「恥ずかしい」と思うようなことになっていきます。
自分自身のセンスを高めていく
日頃から自分自身を磨くために訓練することが大切になります。センスは、毎日のように磨き続けなければ、センス良くなることはできません。センスが良い人は、それなりに「こだわり」がある訳です。センスが悪い人とは、話が合わなくなっています。
他の人が作ったものに対して「素晴らしい」というのは簡単ですが、自分自身のセンスを磨いていくのは簡単ではありません。日頃から「自分のセンスを良いものにしていきたい」という強い思いがあって、ようやくセンスが良くなっていくことができるのです。